ポルトガル北部の都市「ブラガ」が2021年度の    ヨーロッパ・ベスト・デスティネーション(ヨーロッパで最も訪問すべき街)に選ばれる!

ブラガ・ボンジェズス

コロナ禍で、なかなか穏やかな話題が少ない中、ある一種の「希望」を与える話題として、ポルトガルメディア各局が報じたのが、「ベストデスティネーション」受賞の話題。

ヨーロッパの文化と観光を促進するために作られた機関(本拠地はブリュッセル)が、   オンライン投票で「最も訪問するべき街」を決定するというもので、投票自体は世界中どこからでも可能(2012年、2014年、そして2017年ともポルト市が選ばれたが、得票数の中で、アフガニスタンやイラクなどからも投票があった)。

リスボンは政治の街、ポルトは経済の街、そしてブラガは信仰の街として紹介されることもあるポルトガル。その名の通り、ブラガにはBOM JESUS(ボン・ジェズス)という「聖域」が建造物と自然が見事に調和し、訪問者を迎えている。「神のいる場所に近づく階段」とされる「五感の階段」は577段ある(階段の側に、ケーブルカーもあります)。

ケーブルカー前

「真の自分と向き合うため」に、巡礼に来る訪問者はヨーロッパのみならず、世界中から来訪している。

五感の階段

ポルトガルのビーチがヨーロッパで最も安全なビーチの TOP10に選出。

ポルトガルの大手新聞社「Público」のオンライン版に、2020年5月26日に掲載された記事です。(要約文)

ユーロピアン・ベスト・デスティネーションズは、コンポルタ(Comporta)、ポルト・サント(Porto Santo)、そしてメイア・プライア(Meia Praia)を選出。

「自分自身やあなたの家族と共に、スペースが広く、空気が綺麗で、安全な環境で過ごせる夏をお探しの方へ」にユーロピアン・ベスト・デスティネーションズは、ヨーロッパで最も安全なビーチ10選を公表。その中にはポルトガルのビーチ3カ所もランクイン。公表された記事には、「ポルトガルの準備は万端」とも記載された。EBD(European Best Destinations /ユーロピアン・ベスト・デスティネーションズ)によると、コロナウイルスによる感染者総数が少ない国、ビーチの広さ、そして一人当たりに割り当てることができる面積数という選出基準により、基準を満たしたコンポルタポルト・サントメイア・プライアのビーチ3カ所がヨーロッパ10選に選出されたとのこと。

さらに、旅行者に衛生面やソーシャルディスタンス等の安全性を提供できる宿泊設備の供給率が整っていることも選考基準に入っているとのこと。その上、ポルトガルから選出されたビーチ3カ所は、パンデミックに直面した際に医療崩壊が起こることもなく、病床数もヨーロッパの平均値を上回る病院が近くにあることも明記されている。このEBD(ユーロピアン・ベスト・デスティネーションズ)は、「ヨーロッパで最も行ってみたい旅行先」というランキングを発表することでも知られており、リスボンとポルトは過去に第一位の栄光に輝き、ブラガは2019年度に第二位に輝いている(1位はブダペスト)。

ランキングの内訳は以下の通り。

  1. プレヴェザ(ギリシャ)
  2. コンポルタ(ポルトガル)
  3. ヘル半島(ポーランド)
  4. ポルト・サント(ポルトガル)
  5. ハリコウナス(ギリシャ)
  6. アイン・トゥーフィーハ/Ghajn Tuffieha(マルタ)
  7. メイア・プライア(ポルトガル)
  8. ユールマラ(ラトビア)
  9. ニダ(リトアニア)
  10. ビンツ (ユーゲン島、ドイツ)

筆者のつぶやき:「ポルトガルって?」と言えば、ビーチ!と連想されるのは、イギリス、オランダ、ドイツ等、夏のバカンスシーズンにそれらの国々から訪れる観光客には必然的なことではありますが、日本などでは未だ知られていない一面でもあるかもしれません。綺麗で広い白浜があるポルトガルは、今後「穴場」となるかもしれません。

photo credit: WanderingtheWorld (www.ChrisFord.com) ‘Splashing Green’, Portugal, Lagos via photopin (license)

ポルトガルと日本の移動に関してのニュース。欧州委員会が欧州内の国境での来週からの移動制限解禁を推奨。EU圏外との移動制限解禁は7月1日か。

ポルトガルの大手新聞社「Público」紙のオンライン版からの出典。

以下、Público紙の記事です。(2020年6月11日、同社ウェブサイト上にて公開の記事)

欧州委員会が欧州内の国境での来週からの移動制限解禁を推奨。EU圏外との移動制限解禁は7月1日か。

欧州委員会の提案では、未だ現時点で感染状況が深刻な国との移動は制限されるべきと明記。

これまで3ヶ月間にわたって、EU圏内および圏外との鎖国状態を維持していたが、EU圏内の移動制限は来週月曜日に解除される見込みで、欧州連合に属さない、EU圏外への移動は、7月初めに解除される見込み。

この解除の目安となる日付は、欧州委員会が明示した提案によるもので、その提案は3月中旬にコロナウイルス感染防止のために発令された移動制限の対象国、つまり、シェンゲン条約締結国の30カ国およびヨーロッパへの段階的入国制限解除プログラムに含まれる4カ国(アイスランド、リヒテンシュタイン公国、ノルウェー、スイス)に出されたもの。

photo credit: AlexDROP _DS20969 – Lisbon Skyline via photopin (license)

欧州委員会の高官による提案によれば、人や物の往来の自由を制限する規定が解除される見込みである、来週月曜日(6月15日)から、EU圏内の移動は通常通りにまで戻る可能性がある。各制限解除へのステップは、隣接する国同士の移動制限解除など、すでにEU加盟国間で計画され、施行された国もある。ポルトガルとスペイン間の移動に関しては、7月1日から再開される見通しとなっている。

EU圏外(第三国)との往来に関しては、引き続き慎重な姿勢を貫いている。不要不急な移動に関し、7月1日から徐々に制限解除を推奨するとしているが、「感染状況が引き続き深刻な」特定の国々とは、移動制限を引き続き継続する措置が、今回の制限解除提案にて言及されている。

欧州委員会内務総局局長のイルヴァ・ヨハンソン氏は、「国際旅行は観光業や各ビジネスの分野で欠かせないものであり、再び家族や友人と集まることができるようになるためにも、EU圏内の移動制限解除後の7月1日から、EU圏外からの移動制限を段階的に、そして柔軟に解除していく」と語った。

現段階では、同局長は新型コロナウイルスの蔓延に関する進歩状況がEU連合と同じ比率で推移する国々との移動制限を解除するとし、例として、「感染状況がEUと同等、あるいはEUより良好な欧州連合への加盟候補である西バルカン諸国の6か国との国境を開く」と言及した。

ブリュッセル(欧州委員会本部)としては、各国の感染予防措置、互恵性、そして感染状況に基づき、EU加盟国である全27カ国は互いに連携し、移動制限対象国となる国々のリストを各国で統一するよう推奨した。

もう一方で、欧州委員会としては、海外からの留学生のEUへの往来などといった、不要不急な移動とみなされている対象にも、制限解除措置の中に盛り込むよう推奨している。

https://www.publico.pt/2020/06/11/mundo/noticia/comissao-recomenda-reabertura-fronteiras-internas-proxima-semana-paises-terceiros-1-julho-1920215

ポルトガルはヨーロッパで初めて「セーフ・トラベル」認定を受ける国に。

ポルトガルの大手新聞社「Público」紙に2020年6月4日掲載された記事です。

https://www.publico.pt/2020/06/04/sociedade/noticia/portugal-pais-europeu-receber-selo-safe-travels-1919511?fbclid=IwAR1LNE-JtPCLix32-sXQLk1AaElL-E0xQo_u27Xyo60LoNLkVfftI2YSMks

セーフトラベル認定は、衛生管理基準を満たしている国に付与される認定シール。

リスボン市の写真。観光業は世界的にCovid-19(新型コロナウイルス)の蔓延で最も影響を受けた分野の一つ。

ポルトガル政府は今週木曜日(6月4日)、信頼性のある衛生および感染防止体制を構築していることを認める認定をヨーロッパの国で初めて受けたと公表した。

この認定シールは世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)によって認定および発行されるもので、昨今の新型コロナウイルスの蔓延防止のために施行された行動制限解除後、旅行者への信頼度強化を目指すため、衛生および感染防止に関する規定を遵守する旅行先に与えられるもの。

ポルトガル経済・デジタル移行大臣はこの件に関して声明で説明したのは以下の通り。

この認定証は世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)によって作成されたセーフトリップ規定に則り、健康および衛生基準を遵守する旅行先が評価されることを目的としたものであり、あらゆる行動制限解除が行なわれた後、安全に旅行ができることを肌に感じて頂けるように、そして、消費者の信頼回復を助長させるものでもある。

リタ・マルケス(Rita Marques)観光担当副大臣は、この認定が行われたことについて、次の通り述べた。

ポルトガルの努力が報われ、評価されたものと考えている。ポルトガルはClean&Safe認定シールのパイオニアであり、この世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の認定シールは、ポルトガルで尽力した全ての方々を認識し、評価するもの。世界で最も行きたい旅行先として選ばれたポルトガルは、世界的に最も衛生的にも安全な国としても認識された。

また、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は飲食業や街頭販売業、航空業、コングレスセンターや会議、イベントなどを招致する複合施設などといった他の業態に対しても、ガイドラインを発表した。

この認定シールは、世界旅行ツーリズム協議会(World Travel & Tourism Council)のウェブページから申請および取得できる。

新たなスタートへ。現地の新聞が報じる、ポルトガルのコロナ禍脱出への道。

※ポルトガルの新聞「Expresso」にて、2020年5月29日にオンライン記事として投稿されたものです。

COVID19(コロナウイルス)関連で月曜日からポルトガルで何が変わるのか(リスボン首都圏の18市町村では例外も)

飲食業、百貨店およびショッピングモール、ジム、保育施設および教育施設の運営に関連する、行動制限解除の3段階目が月曜日(6月1日)に施行される。リスボン首都圏においては、ポルトガル国内での新型コロナウイルスの新たな感染者数の大半を占めていることが懸念されたことから、行動制限解除の枠組みから除外された。ポルトガル本島でのバーやナイトクラブの営業に関する新たな指針は発表されなかったが、マデイラ島では同業態店舗の営業は認められることとなる。

リスボン首都圏に特定的に施行される制限

今回の行動制限解除において、特定的な制限が課せられることとなったリスボン首都圏の市町村は以下の通り。

アルコシェテ(Alcochete)、アルマダ(Almada)、アマドーラ(Amadora)、バレイロ(Barreiro)、カスカイス(Cascais)、リスボン(Lisboa)、ロウレス(Loures)、マフラ(Mafra)、モイタ(Moita)、モンティージョ(Montijo)、オディベラス(Odivelas)、オエイラス(Oeiras)、パルメラ(Palmera)、セイシャル(Seixal)、セジンブラ(Sesimbra)、セトゥーバル(Setúbal)、シントラ(Sintra)、Vila Franca de Xira(ヴィラ・フランカ・デ・シーラ)。

特定的制限の概要

⓵ 特定的制限の概要6月4日まで営業停止が継続となる事業および施設は以下の通り。

Loja do Cidadão (ロージャ・ド・シダダオン)※1、ショッピングモール、そして各市町村の行政機関の判断により、400m2以上の規模を有する施設やストリートマーケット(市)が活動制限が課せられることとなる。

⓶ 建設業や臨時作業職などに従事する派遣労働者の疫学的監視(感染症サーベイランス)の実施およびその強化。

⓷ 感染者に関する緊急療養先の構築

④ 集会や人の集まりは、10人まで。

⑤ 民間企業が有する旅客運送用車両の最大定員を2/3までとし、乗客のマスク着用を義務とする。

※1ロージャ・ド・シダダオンは、ポルトガル版の行政サービス出張所。

リスボン首都圏以外の市町村での解除について

テレワークに関して

6月1日から、免疫不全者や慢性疾患を患った方、障害者(能力障害が60%以上の方が対象)や家庭での子供の世話を余儀なくされる在宅ワークの労働者を対象とし、交換制勤務の実施とスタンバイ要員が確保された中での労働が義務となる。

ロージャ・ド・シダダオン(行政サービス出張所)

6月1日から、各所の業務は完全予約制となり、利用者のマスク着用は義務。

各商店や飲食業

6月1日から、店舗規模が400m2以上の商業施設の営業再開が可能に。この対象となるのは、小売店などの商店やショッピングモール内で営業する飲食業の店舗を指しており、レストランなどの飲食業に強いていた店舗内の最大定員数を50%までとする規則もなくなることとなった。しかしながら、これは人と人のソーシャルディスタンスは1,5mの距離を保つことと、そしてアクリル製の感染防止用の障壁などを導入することで、可能となるもの。

教育

6月1日より、幼児教育施設の営業が可能となった。

文化

6月1日より、ポルトガル保健省保険総局の定めに従うことで、映画館、劇場、コンサートホールや講堂の開館が可能となった。

スポーツ

6月1日より、ポルトガル保健省保険総局の定めに従うことで、ジムの利用が可能となった。

海開き

6月6日より海水浴期間が開始となる。

保育施設およびその他の認可外教育施設

6月15日より、教育施設に属さない、認可外教育施設の営業が可能となり、学期末に関する教育活動の開始が認められ、さらに、児童支援活動や各種教室などの営業が認められる。

バーやナイトクラブ

6月1日より、マデイラ島内のバーやナイトクラブの営業開始が認められ、営業は深夜2時までとなる。ポルトガル本島に関しては、未だ解除方針が示されないことから、引き続き店舗内営業は禁止となる。

注:店舗内営業と記したのは、カクテルなどのテイクアウトや配達を行うバーなどが存在するため。

観光

ポルトガルに入国する観光客は、入国時に自宅やホテルなどでの隔離を行う必要はない。

主な原則

5月30日および同月31日より、ポルトガル保健省保険総局の定めに従うことで、宗教的行事や地域社会的およびコミュニティー行事を執り行う事が許可された。

6月1日より、20人までの集会や人の集まりが許可される。(リスボン首都圏より10人多い)

出典:Expresso紙

https://expresso.pt/coronavirus/2020-05-29-Covid-19-e-isto-que-vai-mudar-em-Portugal-a-partir-de-segunda-feira–e-ha-excecoes-para-os-18-concelhos-da-area-metropolitana-de-Lisboa-